シーリングスタンプって何?

「シーリングワックス」「シーリングスタンプ」とは

シーリング(sealing)とは、封印するという意味で、シーリングワックスやシーリングスタンプとは封蝋(ふうろう)とも呼ばれ、熱で溶かした蝋(ワックス)の上から金属の型で模様を押したものです。総称して「シーリングワックス」や「シーリングスタンプ」と使われることが多いですが、それぞれこのような意味があります。

ワックス

封蝋専用の蝋のこと。
蝋自体をシーリングワックスと呼んだりもします。
粒タイプやスティックタイプ(芯付き・芯なし)、ガン(グルーガン)用など種類も様々あります。

ワックス

シーリングワックス

ワックスを溶かし、スタンプを押して出来上がったもの。

シーリングワックス

シーリングスタンプ

封蝋を押す金属製のスタンプのこと。
刻印が掘ってある「スタンプ」と持ち手の「ハンドル」で構成されています。

シーリングスタンプ

シーリングワックス・スタンプの歴史

封を綴じるのに使われていたシーリングワックス

シーリングスタンプは、紙が発明される以前の古代メソポタミア文明に、石や半貴石、貝殻などで泥や粘土に印章らしきものつけた封泥(ふうでい)が始まりとされ、 紙の出現により、中世ヨーロッパで松ヤニと金属印を使って手紙や文書の封筒を閉じたり、差出人の証明をするために貴族たちの間で幅広く使われるようになりました。押された封蝋は剥がしてしまうと割れたりして元に戻せないため、宛先人以外に開封されていていないということを証明するという意味でも使われていたようです。

ギフトラッピングにも使えるシーリングワックス

日本では2010年頃にパーソナル文具ブームに伴い、シーリングスタンプの存在が広く知られるようになったようです。ただ当時は取り扱っているお店も少なく、手間がかかることから、そこまで浸透はしませんでした。 現在では100円ショップやネットショップなどにも販売され、安価で手に入りやすくなった上に、ワックスやスタンプの種類が豊富なことから、手軽に始められるようになりSNSなどでも人気を呼んでいます。 結婚式の招待状や特別な手紙の封蝋として使われたり、ギフト用のラッピング、席札やカード、スクラップブッキング、ジャンクジャーナルなどの装飾として幅広く使用されています。